地上デジタルアンテナ工事
アンテナ工事費用について
アンテナ工事で最も重要な事は、必要な受信レベルが確保できるかどうかと言う点です。
その為、実際にアンテナを立てて計測器で測定しないと、必要なアンテナタイプやブースターの要否が解りません。
あるいは、アンテナ取り付け後、既設のブースターや分配器の不具合が判明する事もあります。
その為、当初の見積り金額とは変ってしまう事がよくありますのでご了承下さい。工事費用の変動が予想される場合はその都度説明させて頂きます。
なお、市街地は電波障害地域が多くあり、地上アナログ放送の受信は障害が発生する事がよくあります。きれいな画面で楽しみたい方は地上デジタル放送で見て頂きますようお願いします。
アンテナ工事内容の確認
お客様宅にお伺いしましたら、まず取付ける現場を見せて頂きます。メールやお電話でのお見積もり金額と異なる場合はこの時点で説明させて頂きます。
アンテナ工事前の準備
長ばしごあるいはベランダなどからアンテナ取付位置に立ち入らせて頂きます。ベランダへの出口などで必要に応じて養生をさせて頂きます。
アンテナ工事部材
使用アンテナケーブルについての説明が必要
アンテナ取り付け部材は、安価な物より長持ちする物、丈夫な物を中心に選定しております。
屋根馬は溶融亜鉛メッキ仕上げの錆びにくいタイプを使用しております。
アンテナを固定する針金で、樹脂の皮膜がついたタイプは数年で皮膜部分がボロボロになってしまいます。
スグに錆びて倒壊するような事はありませんが、現在使用を控えております。
当社のアンテナ工事には錆びないステンレス製針金(1.4mmから1.6mm)を標準で使用しております。
アンテナポールも錆びにくい溶融亜鉛メッキ仕上げのマストを使用しております。
屋根の上にアンテナを取り付けることが出来ない時、使用するのが壁面にアンテナポールを固定する突き出し金具「サイドベース」と言う部材です。
この部材も溶融亜鉛メッキやアルミなど錆びにくい材質のものを使用します。
ステー金具やマストカップリングなどアンテナ工事で使う主な材料は
溶融亜鉛メッキやアルミニウム、ステンレスなど錆びにくい材質のものを基本的に使用しております。
アンテナ工事作業
地上デジタル放送の受信レベルは同じ屋根の上でも、大きく変る事がよくあります。
アンテナの高さや周りの建物の状況などから最良ポイントを探した上で取付位置を決めさせて頂きます。
屋根の上にアンテナを立てると、垂直確認できる場所がなく感に頼った工事になりがちです。
そこで、当社は垂直確認用の水準器を用いてアンテナを取り付けます。
アンテナの取り付けが終われば、実際に受信確認を行い各チャンネルが受信できているか調査します。
お客様が地上デジタル対応のチューナーなどをお持ちでない場合は、当社準備の小型チューナーで受信確認をさせて頂きます。
もちろん、専用測定器での調査も行い、受信レベルの余裕度も確認します。
簡易屋根点検
最後に屋根の破損や樋のゴミ詰まりなど不具合がありましたら報告させて頂きます。
お受けできない工事
アンテナの取り付け工事は通常屋根の上に上がって作業します。
老朽化により割れやすくなった屋根への取り付けは屋根を破損する恐れがありお断りする場合があります。
また、当社が所有している梯子は全長約7mのタイプです。2階の屋根までは問題なく届きますが、3階の屋根までは届きません。
3階屋根でのアンテナ工事は3階ベランダから上れる場所を除いてお受けする事が出来ません(3階ベランダに屋根が付いている場合は上れません)
アンテナ工事に含まれる材料、工事内容
- アンテナ(ご要望や受信状況により使用するアンテナは異なります。
- アンテナ用マスト(1.8m、3.6mなどのマストを使用します。)
- 屋根馬やサイドベースなどアンテナマストを固定する金具)
- 地上アナログと地上デジタル、地上波と衛星放送(衛星アンテナ工事の場合)など信号を1本のケーブルで送るための混合器
- ステンレス針金やステー金具、支線アンカーなどアンテナマストを固定する補助材料
- 既設分配器やブースター、又はテレビ単独へのアンテナ線と接続工事
- テープやシール材などの補助材料
- 受信レベルの測定と受信テスト
アンテナ工事で追加工事代が必要となるケース
- 受信レベルの関係上、見積りより高性能なアンテナが必要となった場合
- 受信レベルの関係上、見積りになかった混合器やブースターが必要となった場合
- 既設ブースターの調整や分配器、壁面アンテナコンセントの交換
- ブースター用電源配線工事
- テレビや録画機器の操作説明
- お客様から取付仕様の変更を依頼された時
- その他、工事着手前には想定できない事情で追加工事が発生した場合。
- もちろん、出来る限り見積り通りの工事を心がけております。